チューリップ賞 考察&注目馬
①先行馬有利
新装の阪神競馬場の1600mコースで行われるようになって以来、3年連続で逃げ馬が連対した。前哨戦ということもあって、無理をしてペースを上げて厳しいレースにする必要はなく、道中は折り合いに専念する馬が多いため、スローペースになりやすい。また、本番前に脚を測るという意味合いで、有力馬が敢えて後ろから行き、追い出しをギリギリまで我慢させることもある。そのため、前に行ける馬、特に単騎で逃げた馬は、マークされることなく楽に逃がしてもらえることになる。
短距離馬が今後の視野を広げるために、こぞって参戦してくるケースもありその場合はペースが上がりやすいが今年は短距離馬の参戦はなしのためにスローになるだろう。
②瞬発力勝負
道中がスローに流れる以上、最後の直線に向いてヨーイドンのレースになる。阪神競馬場の外回りコースは直線が473mと長いため、ここでどれだけ切れる脚を使えるかが勝負になる。瞬発力に欠ける馬にとっては、苦しい舞台となる。
2009
12.5-11.1-12.4-12.6-12.7-12.2-11.1-11.9(48.6-47.9) M ブエナビスタ
2010
12.7-11.0-12.3-12.3-12.5-11.9-11.3-12.1(48.3-47.8) M ショウリュウムーン
2011
12.5-11.3-11.7-12.2-12.4-11.7-11.1-11.6(47.7-46.8)M レーヴディソール
2012
12.7-10.9-12.1-12.3-12.2-12.2-11.3-11.8(48.0-47.5)M ハナズゴール
2013
12.6-11.3-12.0-12.1-12.2-11.8-10.7-12.2(48.0-46.9) S クロフネサプライズ
2014
12.4-11.0-11.9-12.0-12.1-11.5-11.4-12.0(47.3-47.0)M ハープスター
2015
12.5-11.2-12.2-12.6-12.9-12.2-11.5-12.6(48.5-49.2)M ココロノアイ
2016
12.2-11.0-11.4-12.2-12.1-11.2-11.1-11.6(46.8-46.0)M シンハライト
2017
12.4-10.7-11.1-12.2-12.2-11.4-11.3-11.9(46.4-46.8)M ソウルスターリング
2018
12.6-11.2-11.6-12.1-12.0-11.7-10.7-11.5(47.5-45.9)S ラッキーライラック
③意外に外枠有利
これは阪神ジュベナイルF、チューリップ賞、そして本番の桜花賞にも通ずることだが、意外にも外枠を引いて、外々を進んだ馬にとってレースがしやすい。理由としては、新装の阪神1600mコースは内と外の差がほとんどなく、だとすれば、キャリアの浅い若駒(特に牝馬)にとっては、馬群に揉まれず、自分のフットワークやペースで伸び伸びと走ることができる外の方が力を発揮しやすいからである。外々を通って、良い脚を長く(3ハロン)使える馬を狙いたい。
注目馬
ダノンファンタジー
このメンバーなら抜けた存在でシェーングランツとの勝負付けは既に済んでいる。
ダノンファンタジー>クロノジェネシス>ビーチサンバ=シェーングランツ
あくまで目標は先で仕上げてこないが最有力だろう。
メイショウショウブ
展開がハマりそうなのはこの馬。
今回は単騎逃げが叶いそうなメンバー構成でスローに持ち込めば、一発気配が漂う。
2、3着固定候補。
◯◯◯◯◯◯◯◯
戦ってきた相手、レースレベルを考えればここでも通用していい大穴馬。全く人気ありません。正直言ってノーマークでしたが、冷静に分析したら見落としてましたね、、、スロー濃厚ですし有力馬仕上げてこなければ一発ありそうです。
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