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弥生賞 考察&注目馬

弥生賞皐月賞は別物

皐月賞と同じ舞台で行われるものの、過去10年間で弥生賞皐月賞を連勝したのはディープインパクト、そしてヴィクトワールピサという2頭の名馬のみ。その理由について、ラップタイプから考察してみましょう。

弥生賞の過去10年間のラップタイムは以下のとおり。

2008

12.3-10.6-11.6-12.8-12.5-12.6-12.9-11.8-11.7-11.7(59.8-60.7)M

2009

12.2-11.5-12.4-12.8-12.9-12.5-12.3-11.7-11.3-12.2(61.8-60.0)S

2010

12.4-11.3-12.2-13.0-13.1-13.0-12.7-12.2-11.5-12.1(62.0-61.5)M

201112.8-11.3-12.2-12.8-12.6-12.4-12.2-11.8-11.2-11.7(61.7-59.3)S

2012

12.5-11.0-12.7-13.5-13.4-13.1-12.3-11.9-11.5-12.0(63.1-60.8)S

2013

12.9-11.4-12.2-12.4-12.7-12.5-11.7-11.6-11.4-12.2(61.6-59.4)S

2014

12.4-11.0-12.2-12.8-12.8-11.9-11.9-12.3-11.9-12.2(61.2-60.2)S

2015

12.5-11.4-12.3-12.4-12.7-12.0-12.1-12.1-11.9-12.4(61.3-60.5)M

2016

12.5-10.5-11.3-12.2-13.0-12.8-12.5-12.5-11.3-11.3(59.5-60.4)M

2017

12.4-11.4-12.8-13.2-13.4-12.7-12.3-11.9-11.4-11.7(63.2-60.0)S

2018

12.5-11.0-12.5-12.8-12.7-12.4-12.8-11.7-11.0-11.6(61.5-59.9)S

 

前半3ハロンとラスト3ハロンを除いた中盤のラップに焦点を当ててみると、軒並み12秒台が続いていることが分かる。皐月賞は中盤が緩むという事象があるが、それに輪をかけて弥生賞はその傾向が顕著。

そこで、今度は、過去10年間の皐月賞のレースラップを見てましょう。

2008

12.2-11.2-12.1-11.6-12.3-12.3-12.3-11.6-12.0-12.3(59.4-60.5)H

2009

12.2-11.5-12.5-12.6-12.6-12.8-12.3-11.2-11.5-12.5(61.4-60.3)S

2010

12.1-10.8-11.9-12.1-12.2-12.1-11.9-11.8-11.7-12.1(59.1-59.6)M

2011

12.1-10.9-12.4-12.1-12.6-12.5-12.3-12.1-11.8-12.0(60.1-60.7)M

2012

12.4-11.1-12.3-11.9-11.4-11.6-12.2-12.7-13.6-12.1(59.162.2)H

2013

12.0-10.6-11.5-11.6-12.3-12.1-12.0-11.9-12.0-12.0(58.0-60.0)H

2014

12.3-11.4-11.9-11.9-12.7-12.1-12.0-11.6-11.7-12.0(60.2-59.4)M

2015

12.5-10.7-12.0-11.8-12.2-12.2-12.1-11.7-11.4-11.6(59.2-59.0)M

2016

12.0-10.7-11.5-11.7-12.5-11.5-12.4-12.2-11.6-11.8(58.4-59.5)M

2017

12.1-10.8-12.2-11.7-12.2-12.4-11.9-11.4-11.4-11.7(59.0-58.8)M

2018

12.6-11.0-11.9-11.5-12.2-11.9-12.4-12.4-12.7-12.2(59.2-61.6)H

 

中盤が緩む傾向は同じだが、ひとつだけ弥生賞との相違点がある。それはレース全体のペースである。どちらかというとミドル~ハイペースになる皐月賞に比べ、弥生賞はどちらかというとスローに流れやすい。つまり、弥生賞はスタミナの裏づけがないマイラーでも乗り方次第ではこなせてしまう可能性があり、ラスト3ハロンの瞬発力勝負に強い馬に圧倒的に有利なレースになるということである。過去、サンデーサイレンス産駒の活躍が目立ったのもこれで裏付けできます。2017年のカデナなどはモロにそうである。私は当時からカデナは弱いと思っていましたが、その後の成績を見てもわかる通り正しかったと思います。強くはないがスローなりやすい弥生賞だからこそ勝てたということです。

結論としては、弥生賞の勝ち馬を見つけるためには、皐月賞を占うレースであるにもかかわらず、皐月賞では勝てそうにないタイプの馬を探すべきということである。それはどういう馬かというと、サンデーサイレンスの血を受け継いだ、スピードタイプの瞬発力に長けた馬です。

 

上記を踏まえた上で注目馬は

カントル

良血馬でワグネリアンの全弟である。

兄とは少しタイプは違うが能力は相当な物を秘めている。ここはどうしても3着以内に入って皐月賞に出走したいはずで仕上げてくるはずです。ただ調教師曰くこの馬の本当の狙いはダービーだそうです。

 

◯◯◯◯◯◯◯◯

この馬もここで何とか賞金を加算しないといけない立場です。他の人気馬は賞金が足りてる馬もいますし、仕上げてこないはず!

戦ってきた相手と成績を考えれば間違いなく強い!頭までの妙味を考えたい一頭。

 

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