天皇賞 春 考察&注目馬
いよいよ春天の季節がやってまいりました。
先日亡くなったシャケトラは優勝候補の一頭だっただけに本当に残念でなりません。
ご冥福をお祈りします。
春天といえばディープインパクト自身は勝ちましたが、ディープインパクト産駒は一頭も勝った事がないレース。長距離は無縁の産駒なんてことも言われましたが、実は連対率は非常に高く障害戦をも加えると更に連対率は跳ね上がります。
春天は別として阪神大賞典、菊花賞のように長距離で勝ったディープ産駒はサトノダイヤモンドとのみです。たしかにディープ産駒はあまり勝ち切れてないのは事実ですが、長距離は苦手なわけではない。
むしろスタミナがあり長距離が得意なイメージが強いであろうキングカメハメハ産駒の方がかなり成績が悪い。
これについては後のユーキャンスマイルの考察で書きます。
まあ一つ間違いなく言えることは、、、
長距離は騎手で買え!!でしょう。
それでは一頭一頭見ていきましょう。
・ヴォージュ
G3ぐらいだと通用するかもしれませんが…
1月の万葉Sで逃げてユーキャンスマイルとグローブシアターの猛追を凌いで勝ちましたが、冬の京都はめちゃくちゃ時計が掛かってましたし、小頭数。今回は同型の兼ね合いもあり厳しい。
・エタリオウ
前走は5ヶ月ぶりのレースにしては上々の内容。週中の雨の影響がかなりあった馬場と12頭立てで武豊騎乗のメイショウテッコンが楽にハナに立ってレースをコントロールしただけに、負けたのは仕方ない。
勝ち切れていないシルバーコレクター感は否めないが、状態は間違いなく完璧だろう。
気性の悪さが心配な点と、調子が良くないミルコデムーロだが、ここは恥ずかしいレースはしないはず。
ですが菊花賞のようにスローからの瞬発力には確実にならないはずで、そこがどうなるか。
・カフジプリンス
前走阪神大賞典では上がりが要求されない馬場だけに本命に打ち予想通りでした。
ですが実際に高速馬場の新潟記念でも好走しているように適性が高い。どうも鈍足で勘違いされているようですね。
先行できますし、ズブくても淀の下り坂を利用できますから全く問題ありません。流れ込みに注意です。穴で抑えたい。
・クリンチャー
有馬記念は凱旋門賞帰りで仕方ない。前走は休み明けを使って間違いなく状態は上向いている。パワー型で時計が掛かる方がベストではあるが、メンバー的に考えて通用しても不思議ではない。京都の舞台に替わるのはプラス。ただ昨年の春天3着とはいえCコースで行われるようになった過去7年間で1番遅いタイム。やはりどう考えても高速馬場適性は低い。
それでも買いますが、印が悩みどころ。
・グローリーウェイズ
この馬の長距離適性は正直厳しいかと…
テン乗り戸崎騎手になりそうですし、春天での乗り替わりは結果が出ておらずマイナス。
さらにベストのスローからの瞬発力勝負ですらエタリオウ、フィエールマンに勝てないなら、流れそうな今回は余計に出番はなさそう。
・ケントオー
正直買える材料が血統以外は何もありません。
・チェスナットコート
馬単体で見たらかなり買いたい馬。
昨年の春天では勝ち馬とコンマ3秒差の5着。
想定13番人気になるような馬ではありません!
単純にレインボーライン、シュヴァルグラン、ミッキーロケットはいないわけですからね。
海外二戦の疲れがどこまで回復しているかが鍵だが、今回58キロの斤量を初経験の馬もいる中で昨年に58キロを同レースで経験している点もでかい。
ただ鞍上が坂井騎手でこの長距離は初めてです。長距離は騎手で買えという観点からは非常に買いにくい。騎手が騎手なら勝負できる馬ですよ。矢作師も香港がメインで旅立ちましたね。
ちなみに58キロ以上経験馬一覧
クリンチャー
チェスナットコート
パフォーマプロミス
ロードヴァンドール
・パフォーマプロミス
この馬は右左関係なく高速馬場巧者。
そういう意味ではレコードタイムが出るほどの今の京都の馬場は1番合っています。
スローからの瞬発力勝負なら。ただ先週のストーミーシーが上がり最速32.0秒ですら位置取りの差で届かなかった。この馬も位置取りが鍵になるだろう。
G1の宝塚記念、有馬記念では後方にしか位置を取れていないし、その辺がどうか。
・フィエールマン
今回非常に悩ましい一頭。体質が弱く戦歴を見てもこのペースでしか現状レースを使えない。
今回も長距離輸送を危惧しての間隔だろう。
距離はこなせるが実質は3200mは長い。
これまでの競馬を見てもあまり器用なタイプではないだけに、内枠有利の春天だがこの馬は中〜外枠の方が良いだろう。エタリオウでも書きましたがスローにならず流れた場合にどうなるか。
正直人気なら切りたい一頭。頭は間違いなくないとみている。
・プリンスオブペスカ
・リッジマン
ここでは厳しいか。
・メイショウテッコン
短期間で馬体が成長していよいよ完成形に達してきた模様。スピードがあって高速馬場への適性も高い。この馬は気性が荒くいかに自分のペースで競馬が出来るか否かに掛かっている!
前走は武騎手で、楽にハナを譲ってもらってるだけにテン乗り福永騎手でどうか…
今回はロードヴァンドールの横山騎手とヴォージュの和田騎手がおり、ハナは厳しそうだ。
・ユーキャンスマイル
前走は明らかな低レベル戦。ダイヤモンドS組も好走例がなく微妙かと思いきや、岩田騎手はかなり自信がありそうなコメントしている模様。
前述に書いたとおりキングカメハメハ産駒の長距離はあまり成績が良くありませんが、この馬に関しては母父にダンスインザダークの血でその辺はあまり気にしなくていいでしょう。いかにもステイヤーといった素材。ですがその割にはトモの筋肉もかなり発達していて、やはりキンカメ譲りの筋肉だろう。高速馬場にも対応できそうだ。内枠に入れば要警戒。
・ロードヴァンドール
この馬は昨年から私のブログでも目標はあくまでも春天だ。と何度か言ってきました!
それまで死んだフリで凡走してて欲しかったのですが、まさかの前走阪神大賞典で好走してしまい、多少マークされそうで嫌ですね。
ノーマークで本番を迎えて典さんの逃げに期待だったのですが…(昨年からの本命候補やったのに😢)
買いますが、印の評価は下げるかも。
以上になります‼️
現時点での注目馬は◯◯◯◯◯◯◯◯◯です。
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読んでいただきありがとうございます。