DONのドーンッと回収競馬

Twitter @don19860314 回収率競馬予想をしています。多角方面から穴馬を導き出し予想する穴党です。

天皇賞春 考察

 

こんにちは。

先週日曜日の競馬は皆さん楽しめましたでしょうか?個人的に平場もなかなかの割合で的中しブログ予想したメインレースのマイラーズCも予想バッチリで的中し快勝の1日でした。

穴推奨し自身は軸に指名した7番人気のベステンダンクと藤岡佑介騎手には賞賛を讃えたい。

予想通りランスオブプラーナが逃げましたが、ペースを極端に落としたかった太宰騎手の2番手につけた藤岡佑介騎手はペースを落とさせないためにずっと後ろからプレッシャーを掛けていました。あれがなければ着順はまた違ったものになっていたでしょう。藤岡佑介騎手からすれば狙い通りの2着競馬だったと思います。馬連、ワイド的中でナイス2着!と叫ばせていただきました。

フローラSもずっと穴で推奨していたショウナンハレルヤを軸指名しあわやの4着で、予想は間違っていなかったと確信しました。直線でフアナのヒューイットソン騎手に斜行されてブレーキが掛かったのが痛かったですね。まああれが無かっても微妙なとこですが、きっちり前走から巻き返してくれたショウナンハレルヤと田辺騎手を称えたいと思います。もう一頭の軸のセイウンヴィーナスは好スタートをきるも二の脚はそこまでで被せられて少し下げて折り合いに専念しましたね。枠的に先行想定をしていたので、ああなれば距離適性の差が出ますね。残念ですが、いずれに期待しましょう。

 

 

さて今週末からまたG1が始まります。

京都競馬場が改修工事に入るので来年、再来年は使えませんので京都で行われる天皇賞春はひとまずこれが最後になります。

傾向がハッキリしている馬場とレースですのでしっかりと考察していきたいと思います。

 

 

天皇賞

 

 

京都芝は依然として内に傷みが見られるものの、ハッキリとした高速馬場。マイラーズCで2番手で先行したベステンダンクが上がり34.1の脚を使えて2着に粘り、3番手から余裕を持って抜け出した勝馬のインディチャンプは33.0でしかも最後は手綱を緩めていたのでしっかり追っていません。まだ速い上がりは使えたはず。

そして大外から目一杯に追ってきたヴァンドギャルドが32.7の最速上がり。若干のスローペースからの上がりではあったものの間違いなく高速馬場だからこそのもの。

 

何が言いたいかというと天皇賞春は3200mの長距離戦にも関わらず求められるのはスピードということ。長距離適性のあるスタミナ型の馬には出番がないといっても言いでしょう。

 

ですからそういった条件のステップレースで勝ち上がり、または好走してきた馬を見極めて切り捨てましょう。逆に

日本競馬の主流距離であるハイレベル中距離戦線で結果を残している馬を狙うのがポイントとなります。

 

では登録馬を一頭ずつ見ていきましょう。

 

 

  • エタリオウ

最強の未勝利馬なんて言われたのはもう随分と前のような気がしますね笑

とにかく気性が荒く折り合いに難があるため後方からの競馬しか出来ませんでしたが、そこはあたりの柔らかいスーパージョッキー横山典弘騎手が関東からわざわざ栗東トレセンまで何度も通ってイチから教育をやり直し、ようやく先行できるまでになりました。

今回は川田騎手に乗り替わりですが、横山典弘騎手とは正反対と言っても良いほどに、あたりの強い騎手で、強引に出していくのは明白。また気性難が再発する可能性が高く、ここでの好走は厳しいとみています。

 

 

  • オセアグレイト

出走可否については分かりませんが、現時点でG1でどうこうの馬ではなく、それ以前に定量58キロ背負うのでは厳しいです。

 

 

  • キセキ

前走は大きな出遅れが響いたとはいえ個人的には初めから消せた馬です。この馬のキャラは重々と把握しているつもりです。まず前走で消せた理由はピークが過ぎた、休み明けということ以上に、この馬が超大跳び走法だということ。そのせいでコーナーリング性能が低く内回りコースは合っていない。ご存知の通り阪神大賞典は内回りで計6回もコーナーを回らなくてはなりません。その度に減速を強いられるので、消せた馬ということ。逆に大跳びだからこそ得意としているのが東京の広いコース、そして今回の京都の外回りコースである。

キセキは自身がペースメーカーとなり後続に脚を使わせてこその馬。ジャパンCが相当強いベストパフォーマンスでした。あの頃のパフォーマンスはもう不可能でピークは過ぎましたが、今回は武豊騎手ですしスタートさえ出れば他が簡単にハナは譲ってくれます。このコースで自分の競馬が叶えば崩れはしないでしょうし、馬券内は十分に可能だと思います。

 

 

良血馬で馬体だけ見ればこのメンバーに入っても見劣りはしない。中距離ではあのメールドグラースに勝っているのも納得ですが、鉄砲が利くタイプとはいえ7ヶ月ぶりが58キロを背負っていきなりG1というのは敷居が高すぎます。

 

 

  • タイセイトレイル

手薄メンバー相手のG3長距離戦ですら結果を残せないならば、ここで勝負になる馬ではありません。

 

 

  • ダンビュライト

この馬はやはりパワータイプで時計が掛かる方がいい。高速馬場では買えないです。

さらに去勢してホルモンバランスを崩してるので筋肉量が落ちていますね。半年後ぐらいに馬体は良くなってくるはずです。

 

 

  • トーセンカンビーナ

中距離のスピード勝負でもキレ味を発揮しているように今回の天皇賞春でも面白い一頭だと思います。出遅れ癖と斤量についてはどうかですが、出遅れについて長距離だけにリカバリーが利くでしょうし、多少なら大丈夫。

高速馬場向きのキレ味があるだけに軽視は禁物。

 

 

  • ハッピーグリン
  • メロディーレーン

ここでどうこうの馬ではなく参加賞ですね。

 

 

  • フィエールマン

昨年の覇者であり今年も最有力の馬。

春天菊花賞と長距離G1を勝っているものの、本来は中距離のスピードタイプ。抜群の瞬発力で長く持続出来るのが特徴。行き脚がつかないタイプだけに追走に苦労するような展開、コースレイアウトならば嫌えるが、京都の長丁場なら下り坂を使って追走出来ますし、嫌える要素が1つもありません。

よって連覇は濃厚でしょう。

 

 

  • ミッキースワロー

キレッキレの瞬発力ではなく良い脚を長く使える持続力タイプの馬。

中山や福島での好走しているだけにパワー型よりで時計が掛かる方がいい。余程の消耗戦になれば別だが高速馬場はよくない。なにより菊沢厩舎らしく関西遠征が苦手なので、、、騎手だけなら買いたいんですが、、、

 

 

  • ミライヘノツバサ

元々は中山の中距離戦で活躍した馬で何度も馬券でお世話になった個人的に思い入れがあります。なので前走のダイヤモンドSでの復活劇には感動しました。

ですが、ここでの敷居は高く、求められるスピードはありません。長距離適性に隔ったスタミナを有しておりいわゆるオーソドックスなステイヤー。時計も掛かった方がいいタイプなのでここでは出番はないでしょう。

 

 

通称キレないディープ産駒。母のメイショウベルーガの血が色濃く出ており、スタミナ型でなかなかバテないのが強みです。消耗戦に異様に強く、ダイヤモンドSがまさにその強みが活かされた結果でした。上がりが掛かってほしいですし、こちらも今の京都では出番はないでしょう。

 

 

  • モズベッロ

中山や冬の時計が掛かる京都に良績が集まるあたりで高速馬場は苦手なタイプ。スピード不足は否めない。距離延長もプラスとはいえず折り合いに苦労しそうなタイプです。

この馬なりに状態はかなり良さそうですが。

 

 

  • ユーキャンスマイル

キングカメハメハ産駒の天皇賞春の成績は【0-0-0-14】と最悪の成績ですが、この馬は菊花賞で結果を出していますし、これには当てはまないとみています。しっかりと中距離のスピード競馬にも対応でき、なおかつスタミナも豊富。前走においても12キロ増の500キロで完勝しており、いよいよ本格化の気配が漂います。

一度使って筋肉量、毛艶ともに抜群で見た目とコンディションはメンバー中最高の仕上がりとみました。

ただ不運なことに鞍上の岩田騎手が落馬し骨折してしまいました。まだ分かりませんが乗れないとなると陣営はかなり痛いですね。

 

 

  • ◯◯◯◯◯◯◯◯

フィエールマン、ユーキャンスマイルが有力なので、あとは人気になるキセキではなく、一頭なにか人気薄がきてくれないと配当的に困ります。かといって強引に人気薄の馬を注目馬としてあげるわけではありませんので、ご安心ください。

さて注目したいのはこの馬。距離に関しては勿論、初体験で中距離を中心に使われてきましたが、G1出走4回や他の重賞でも錚々たるメンバーとしのぎを削ってきました。斤量58キロも背負い慣れていますし別定組が斤量に苦労するならば、こちらに利があります。このレースで問われるスピード力も申し分なく、対応してきても不思議はない。

そして今回、ハナを切るのはキセキ、ダンビュライトかこの馬で確率的に良い位置で競馬が出来るのは明らか。ダンビュライトは馬場とコンディション的に厳しいですし、キセキのスタートも信用できないなら面白い存在になるはずです。トーセンカンビーナ、エタリオウ、シルヴァンシャー、この◯◯◯◯◯◯◯◯が馬券に絡んでほしいですね。

 

 

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