京成杯AH セントウルS 考察 オマケ紫苑S
いよいよ秋競馬がやってきますね^ ^
ひとまずG1へのトライアルレースが始まりますが、非常に楽しみであります。
京成杯AHとセントウルSをメインに考察していきます。
さて京成杯AHの考察をしてまいりましょう。
京成杯オータムハンデ
中山芝1600m
①馬場と血統
4月以来の開催となる中山競馬場。
つまり春〜夏の間に野芝の成長を促し、根がしっかりと張った野芝100%のパンパンの馬場で行われる。しかし高速馬場になり過ぎる為、芝にエアレーション作業を施します。秋開催前に実施するのが通例となってますね。
*エアレーション
[踏圧によって硬くなった土壌に穴を開け、空気を送り込むこと]
これによりほんの少しではあるが、時計が掛かるようになり差し馬が有利になると言われています。
時計が掛かるようにといってもやはり良好な芝であることには変わりなく、素直に高速馬場巧者、つまり日本型サンデー系の出番でしょう。
あとはスピード持続型の米国型ノーザンダンサー系(ヴァスリージェント系、ダンチヒ系、ストームバード系)にも注目。
ここまでは晴れたらのお話で、、、
今週末はガッツリ雨予報があります。開幕週ともあり芝の状態が良好なので相当量の雨でも降らない限り、多大な時計への影響は無さそうですが、こればかりはわかりませんね。土曜日の傾向をしっかりと見ましょう。
時計が掛かりタフな馬場になれば、上記とは打って変わり欧州型の出番でしょう。
②牡馬>牝馬!?
まずは下記のスクショの昨年の京成杯AHの考察を見てください。
例年では牡馬が圧倒しているが、昨年は古馬牡馬がたいしたメンバーではなく牝馬にチャンスと書いて、その通りで牝馬のワンツーでした!
1着 牝馬トロワゼトワル
2着 牝馬ディメンシオン
さて今年はどうでしょうか。
牡馬【7・7・11・116】
牝馬【4・4・0・19】
昨年が牝馬ワンツーだから書くわけではないですが、そもそも牝馬の出走頭数の分母を考えると、牝馬の成績が優秀ともいえますよね。
これにはやはり高速馬場化が影響しているのではないでしょうか。素軽いスピードが求められるなら牝馬でも通用する!
しかし雨予報で馬場がタフになれば、牡馬優勢は免れないでしょう。
現時点 注目馬
良馬場高速時計の場合
- トロワゼトワル
- スマイルカナ
当然、時計が出る馬場ならこの2頭は注目になりますね。トロワゼトワルはハナはほぼ確定であり、後続の馬たちの脚を削ぐペースで逃げて、押し切りたいのは間違いありません。そうなれば、昨年のような結果でしょう。そして番手に控えるであろうスマイルカナ。こちらもいかにも高速時計で活きそうなスピード血統であります。しかしこの馬は控えた場合は、4コーナー手前から早めに先頭に立って粘り込みたいタイプなので、ペースが緩まないと厳しいか。トロワゼトワルとの相性は良くなさそうですね。
雨で時計が掛かれば
- ボンセルヴィーソ
高速時計なら厳しいが、雨が降ってトロワゼトワル、スマイルカナが垂れてきたところを3、4番手につけるボンセルヴィーソが抜け出してこれても不思議ない。相手也キャラなのでメンバーレベルが上がるほど活きるタイプ。出来れば太宰騎手が良かったが。
- ◯◯◯◯◯◯◯ 人気ブログランキングにて
今回は抽選で出走できるか微妙ですが、したとしても開幕週では厳しいか。時計が掛かってくれればノーチャンスではない。必ずどこかで穴をあけるので今後も軽視は禁物。中山、福島の開催が進んだ馬場でいずれ高配当の使者になります。断言します!
- ラセット
中京記念でも穴推奨した馬。タフな馬場を苦にしないタイプで、雨馬場も問題ないだろう。中京記念でも馬と馬の間を割り込んで抜け出してこれるような器用さを示しましたし、トリッキーな中山マイルのコースでもその器用さは活きるはずです。
穴推奨
- ◯◯◯◯◯◯◯◯ YouTubeにて
前走は内で折り合いがついて脚を溜めれたのが大きく、善戦。惜しい競馬でしたが騎手も巧かったし文句なし。右回りに替わるのはプラスですし、なにより前走の結果から54キロになるのはかなり有利になりました。内枠巧者ですし是が非でも内枠が欲しい。
中京1200m
すっかり忘れてましたが、今年は中京での開催ですね!これも京都競馬場が大改修に入るのが影響しております。
中京に替わることにより、例年とは求められるモノが違ってきますので楽しみな一戦となります。
中京は3月末の高松宮記念以来の開催の開幕週ということもあり、芝状態はかなり良好でしょう。
パワーを要する中京芝とはいえ、間違いなく高速化するのは明白。ただ名古屋は木曜日、金曜日、土曜日と雨予報があり、かなりの雨量が累積するのではと予想できる。
元々が重たい芝なので、開幕週とはいえ一気にタフ馬場に変貌するかもしれません。
いずれにせよ馬場が全ての予想になるので、最終的にどちらかに決め打ちしなければなりません。
予想する立場としてはかなり頭が痛いですね笑
簡単に注目馬を診ていきましょう。
良馬場または雨でも時計が出るなら
- ダノンスマッシュ
まあ高速馬場ならば持ち時計上位のこの馬でしょう。左回り、そして坂が苦手であり中京は1番苦手なコースで間違いありません。雨馬場も気にして走らない。ただかなり他メンバーが手薄で。開幕週馬場で雨がさほど影響しないなら買いだが、それ以外なら消したい。
- タイセイアベニール
- トゥラヴェスーラ
持ち時計もある。本調子ではなかったとはいえ鞍馬Sでエイティーンガールに勝っているこの2頭はまだ見限れず。脚を溜められるような展開なら。開幕週で前がとばしてペースが速ければキツい。
- ビアンフェ
3歳芝馬のレベルが問われはじめた空気ですね。もちろん自分もその1人で、北九州記念のカリオストロ、マイネルグリットしかり、札幌記念のブラックホールしかりキーンランドSのヤマカツマーメイド、そして新潟記念のワーケア。
斤量利があっても全く古馬には通用していません。
ですが穴党としては、他の予想家たちが同じようにネガティブ発言をしてくれることにより、人気が下がるならば逆に買い目に入れやすい。たしかに持ち時計的にもワンパンチ足りないが、単騎逃げが出来るテンのスピードはありますし、なにより同型不在で展開利が見込める。トライアルレースと割り切って有力馬が悠長に構えていれば、逃げ切りも考えられます。高速馬場なら簡単に止まらないかもしれません。スピードが勝った馬キャラなので道悪は微妙か。
雨で時計が掛かるなら
- セイウンコウセイ
パワーを要する中京巧者といえばセイウンコウセイ。7歳馬でピークが過ぎているが、元気いっぱい。さすがにG1ではもう厳しそうだが、だがらこそトライアルG2ならば狙える。かなり仕上げてきているとみた。開幕週で高速化すれば、スピード不足キャラだが、雨が大歓迎でとにかく時計が掛かって内めの枠がほしい。
- シヴァージ
元々はダートを走っていたパワータイプだけに雨は大歓迎。どんな馬場でも上がり最速で上がってこれる。しかし高速馬場ならば前の馬も上がりの脚は鈍らないので、この馬がいくら上がり最速でも届かない。雨が降って上がりの掛かる馬場になればチャンス。
軸候補
- ◯◯◯◯◯◯◯ YouTubeにて
マイナス要素あるが圧倒的にプラス要素が上回るこの馬を軸候補にしたい。
これまで休み明けの前哨戦で凡走し、本番でガラリ一変してきた馬だけに、トライアルである今回は嫌われて当然だが、冷静に考えて右回りはベストではない。中山で開催のスプリンターズSはどう考えても厳しい。例年ならその本番のトライアルであるセントウルSは阪神の右回りで凡走は必然だが、今年は中京であり、ベストの左回りである。そして中京は大の得意で、道悪も大歓迎。胸前と前脚の筋肉がかなり分厚く、前脚で掻き込む力が強くて緩い馬場でも全く苦にしない。時計が早すぎればどうかだが、極端でなければ対応できるだけにセイウンコウセイ、シヴァージより信頼できる。昨年のセントウルS時の仕上げとは全く違う状態で良好。
オマケ 紫苑ステークス
土曜日の中山だけに日曜日のメインレースのために馬場傾向が知りたいだけなので全く勝負する気はありません笑
ただ昨年の紫苑ステークスはブログ予想完璧だったんですよね。
◎◯▲のワンツースリーでした。
雨がなければ昨年と同じ考え方で2000m持ち時計が1.59秒台がある馬を狙えばいいので、簡単なのだが。
まあ遊び程度で買ってもいいかって感じで最終予想前に超先出ししちゃいます。
◎ホウオウピースフル
この血統で意外に初中山がビックリだが、ブラストワンピースの妹で父オルフェの仔だからこそ中山が合わないわけない。むしろベストでしょ。フローラSが優秀すぎますし、雨が降っても全く問題なし。問題は折り合いがつくか。
以下、相手五十音順
☆ショウナンハレルヤ フローラS組
☆チェーンオブラブ 距離2000で折り合いついて中団から届く展開なら。道悪◯ 中山◯
☆マジックキャッスル 序盤、最後方臭いので雨なら厳しいか。
☆ミスニューヨーク かなり面白い存在。期待
☆レッドルレーヴ 外人騎手に乗り捨てられて想定でここまで人気落ちなら買いたい。
◎ー☆
以上です。スカイグルーヴ、シーズンズギフトは自信の消し!!
ウインマイティーは怖いが来たらごめんなさい!!って感じで笑