菊花賞 考察
こんばんは。
先週の秋華賞は応援を込めた本命◎デアリングタクトが見事に勝利し無敗での牝馬三冠を達成しました。オーナー様方、長谷川牧場様、ノルマンディー様、杉山厩舎様、松山騎手本当におめでとうございます。
長谷川さんが歴史的な名馬をつくると目標に掲げて自らの経験と信念で血統に拘った結果だと思います。
個人的にも秋華賞の予想は完璧で穴推奨マジックキャッスルが2着に食い込んでくれたこと、ソフトフルートが3着で馬連、3連複の的中でしたので、今週も頑張りたいと思います。
秋華賞の最終予想記事は↓以下でした。
http://don19860314.hatenablog.com/entry/2020/10/17/231546
そして今週は牡馬の最後の一冠である菊花賞が開催されます。
こちらも言わずもがな無敗の牡馬三冠が掛かっている馬がおります。
牝馬、牡馬が同時に無敗での三冠となれば歴史的な快挙となりますね!楽しみすぎます。
では考察と参りましょうか。
菊花賞 考察
京都芝3000m 外回り
コーナーを6回回るという長丁場であり、距離ロスは絶対に避けたいレースで内をロスなく立ち回りたい。折り合い力が必要不可欠である。
例年なら菊花賞との結び付きが強い神戸新聞杯組を中心でいいのだが、今年は中京で行われたため厄介。中京は差し有利でしたしコントレイル以外の2着以下は只々、流れこんできただけの馬達で評価できない。
単純に神戸新聞杯組の上位とセントライト記念組の上位を馬券に組み込むという安易な考えは、今年は非常に危険であると思います。
秋華賞でもそうでしたが、これまで評価すべき競馬をしていた人気薄馬が2、3着で紐荒れしましたし、頭堅けりゃ紐荒れるという典型でした。
菊花賞でも同じことが起きる可能性もあります。
ただ1つ注意しなければならないのは長距離路線で好走してきた馬はスタミナがあり菊花賞3000mは間違いないという予想は危険です。あくまでも長距離路線は手薄なメンバーで強い馬が揃っていない中での好走。菊花賞は枠と位置取り、折り合い次第でマイラーでも好走できるレースです。
では注目各馬をみていきましょう。
- コントレイル
この馬については今更言うことはありません。
血統だけ見るとやはり早熟馬ということは間違いありません。なので4歳、5歳時はどんなレベルに落ちついているかはわかりませんが、菊花賞は今1番強い3歳馬が勝つレースですので、ここは父ディープインパクト以来の無敗での三冠は揺るがないとみたい。単純に達成してほしい。
- ヴェルトライゼンデ
まずは以下の神戸新聞杯時の考察を見てください。
この通り自分はかなり軽視してしまいました。熱発明けでセントライト記念から急遽、神戸新聞杯へスライド。そして獲得賞金順からも菊花賞への出走は可能で無理はしないだろうという予想でした。しかしそんな状態ながらもあの中では実力は上位だったという結果です。舐めてましたね、、、予定が狂って本番の菊花賞まで間隔が詰まってしまったのはどうかですが、叩き良化型だけに馬体、気配、毛艶ともにアップしている印象です。神戸新聞杯ではこれまでの好位につける競馬ではなく後方から外を回して直線だけの競馬でした。その日の中京は外差し馬場だったというのもあるが、おそらくどれぐらい末脚が使えるか試していましたね。獲得賞金からも余裕があった為と思いますが。何やら福永騎手に「狙いにいきますから」と宣言した池添騎手らしいですが、大舞台で強い騎手ですしやはり軽視できないですね。ただコントレイルに勝ちにいく競馬をすれば圏外に沈む可能性もあるし、コントレイルに勝ってもらって初めから勝負しない2、3着狙いの馬が利を得るかもしれない。
- バビット
まずは以下のセントライト記念最終予想の評価見てください。
見事に重賞連勝となったわけですが、セントライト記念ではかなり楽逃げの展開になりましたね。鈴付け役のココロノトウダイが全く仕事をしませんでしたし、かなり恵まれたレースで評価はできないのが正直なところです。そしてメンバーが弱すぎたと言わざるを得ないですよね。菊花賞ではキメラヴェリテがおりますし、おそらく逃げる気は無さそうで番手につける競馬を初めからしそうですね。Wコースでの調教内容がそれを物語っているような気がします。それにしても凄く動きが良い。たしかに距離は長いですし、間違いなく他馬で折り合いに欠く馬も出ててきて前には厳しい展開になる菊花賞ですが、恵まれれば残せる力がある馬ではあります。
- サトノフラッグ
皐月賞、日本ダービーでは精彩を欠いたわけですが、前走トライアルであるセントライト記念で好走ということで人気を集めるのでしょうね。
前走のように上がりの掛かる馬場では長く持続できる脚で好走パターンになるのでしょう。
にしても想定4番人気になるような強い馬ではないと思います。バビットも今回あまり評価していませんが、セントライト記念組は軽視でいいと思います。
- ヴァルコス
まずはセントライト記念の評価を見てください。
まずは青葉賞組がその後、微妙で良くて2勝クラス好走止まりという内容で蓋を開ければG1レベルではなかったというのが事実。それでもヴァルコスはその中でも1番強い競馬をしていたのも事実です。コントレイル以外は正直言って大したことないので、
友道厩舎は馬の成長過程を見ながら大事に育てる厩舎で本格化はまだ先になりそうなヴァルコスなら尚更でしょう。セントライト記念の評価でも書いていますが、とにかくズブい馬で押して押してもなかなか動かない馬。休み明けで余計に動かなかったですね。4コーナー手前から早捲りにいったサトノフラッグがバビットに迫っていたころには、まだ後方で伸びあぐねていましたし、残り150mぐらいでやっと伸びてきての5着でした。ギアが上がってからは長く良い脚を持続させれるので、どれだけ早く動かせるかでしょう。そういう意味では京都外回りは3コーナーから4コーナーにかけて下り坂になるので強制的にピッチが上がりますし、動かしやすい。この馬にとって好相性のコースですね。大跳びなので外回りもいいし、ある程度、時計が出る馬場でやりたいでしょう。軽視禁物。
穴に成り得る馬
- サトノインプレッサ
毎日王冠はイレ込みによる発汗、出遅れ、休み明けと複合的なことが原因と陣営は言っていますが、状態は良かったとしても、あれが3歳牡馬のレベルの低さだと思います。サリオスは休み明けでも自己条件ならあのメンツの古馬より上ということで抜けていますが、着差以上にコントレイル、サリオスからサトノインプレッサはレベルが低い。ダービーではサリオスからそんなに離されていない4着ですが、距離適性がないサリオスでしたし、サトノインプレッサは1枠1番で最高の枠だったことでのもの。
ただ毎日王冠は1800mでこの馬には短ったし、ベストは右回りということで情状酌量の余地はあるかなと。正直言ってあまり期待してませんが、ここまで人気がないなら少額で抑えてもいいのでは。
- アリストテレス
- アンティシペイト
抽選対象馬ではありますが、3歳馬のレベルの低さ指摘される一方で、一定のレベルにある古馬との対戦で2勝クラスを勝ち上がってきた上がり馬には魅力を感じます。コントレイル以下は能力差にかなり開きがあるならば、長距離は騎手の捌き次第で好走できる可能性があります。コントレイルに勝ちにいく上位人気陣を尻目にルメール騎手、武豊騎手が初めから3着狙いに徹すれば、かなり怪しい2頭。抽選次第ですが、出てくればかなり怖い存在です。
- ◯◯◯◯◯◯◯◯
後日YouTubeにて発表
前走はスタートから逃げ争いが若干あって前が厳しい展開とバイアスの中で3番手で先行。直線手前で早めに仕掛けて先頭に立ってから崩れることなく粘って4着。圧倒的に差し有利の中でのあの粘りは高く評価しないといけない。2、3着の馬は展開が向いたのでその馬達には力負けしたわけではない。むしろこの馬の方が強い競馬をしていました。京都コースは得意なコースで外回りでも勝ち星があるだけに侮れない。心肺機能が高く長く良い脚を使って直線早めに抜け出して、どれだけ粘り込めるか。決してノーチャンスではありません。
以上が考察になります。後日、YouTube配信するので宜しくお願いします。
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