DONのドーンッと回収競馬

Twitter @don19860314 回収率競馬予想をしています。多角方面から穴馬を導き出し予想する穴党です。

金鯱賞、中山牝馬S  考察

 

 

 

 

 

金鯱賞 

 

中京芝2000m  Aコース

 

 

まずは中京開催は2月7日以来で約1ヶ月ぶりの開催ということに触れておきたい。

昨年2020年の12月5日から20日まで6週を連続して開催、そして今年の1月5日から2月7日まで12週開催されたわけだが、実質18週に渡って使ったことになります。

これが2月7日の開催最終日のラーゴムが勝利したきさらぎ賞の4コーナーあたりの画像です。

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内の馬場はかなり荒れていてボコボコしており、砂埃というより土の塊が掻き込まれるように舞っています。こんな馬場状態が1ヶ月で回復することは絶対にありえないでしょう。見た目にはもしかしたらキレイな緑色に見えるように施してくるかも?しれませんが、確実に下地は荒れていると思います。

さらに週末は雨予報もありますので荒れ馬場、道悪適性というのが非常に大事になってくるでしょう。

 

 

 

毎年のことながら小頭数になりやすい金鯱賞ですが今年も10頭という少なさ。しかしながらメンバーが超豪華ですね!無敗の3冠牝馬のデアリングタクトが始動してきました。伝説のレースと語り継がれるであろうジャパンCでは3冠馬3頭の戦いで負けはしたものの、3着でやはり強かったということを魅せつけました。

この馬は今回55キロという斤量を背負わされますが、気になるのはそこだけであり、馬場、展開、競馬場コースに全く左右されないずに確実に直線は伸びてくる強い馬。でないとそう簡単には3冠はとれません。連軸は堅いとみてますので、デアリングタクトに関してはこれ以上語ることはないでしょう。

 

 

 

  • グローリーヴェイズ

 

やはり対抗筆頭にはこの馬になってくるか。

ジャパンカップで先行し5着に粘っ内容は評価できるし、勝ちにいったレースでの結果。伸びないインを選択したの中で斤量差4キロあったデアリングタクトとコンマ1秒差なら強い。今回デアリングタクトと斤量差が2キロに縮まるというのは単純にプラスしかない。スローからの瞬発力で決め手勝負になるならば大チャンスだろう。ただやはり荒れ馬場と雨は歓迎できない。

 

 

 

 

 

 

 

  • キセキ

 

角居厩舎から辻野厩舎に転厩し初戦となる。どんな馬でも定石から言うと転厩初戦は様子見が妥当とされているが、キセキに関しては角居厩舎のスタッフがそのまま辻野厩舎に移っていることから、これに関しては問題ないでしょう。問題はそこではなく、今回ゲートを出るのか、折り合いがつくのかがポイント。今回久しぶりにデムーロ騎手が乗ります。デムーロ騎手が乗っていた時は当然、逃げ先行をした事がないですしデムーロ騎手自体もあまりスタートが得意な騎手ではないので、後ろからの競馬になるのかなと想定しています。小頭数ですし金鯱賞はスローからの瞬発力勝負になりやすいレースですので、折り合えないと全くの不発になる。うまく溜めれた時の末脚と持続力はかなり高い馬なので、本当に問題は折り合いだけかなと。使い込まれて荒れた馬場と週末の雨で馬場が重くなればチャンスはありそうですね。

 

 

  • サンレイポケット

 

中京実績はメンバーで抜けています。

それはそのはずで、馬主の永井啓弍さんは名古屋が地元のご当地馬主であります。やはり地元戦だけに気合いが入っているでしょうし、メイチの仕上げでくるはずです。左回りの2000mは絶好の条件ですし、秋山騎手が乗ってくるというのも面白いですね。前走の白富士Sではポタジェにやられての2着ですが、これは完全に大外枠だったことが原因であり、力負けではありません。今回ポタジェより1キロ重たかった斤量が同斤量になりますし、ポタジェを買うよりもサンレイポケットを買いたいですね。

 

 

穴推奨

 

 

札幌記念でも穴推奨して2着にきてくれて美味しい馬券を的中させてくれたのですが、今回も推奨したい。叩き良化型なのは間違いないと札幌記念の時にも言いましたが、フォトパドック的にはかなり状態良さそうです。銭型も浮いていて毛艶、馬体ともにやれる状態でしょう。追い切り内容もかなり意欲的に攻められていますから、3着あっても不思議ありません。荒れ馬場と雨で時計が掛かるならチャンスありでしょう。

 

 

 

 

中山牝馬ステークス

 

中山芝1800m  Aコース

 

 

かなり面白そうなレースですね!!

個人的に勝負したいレースだけにワクワクしています。加えて金曜日の夜からかなりの雨が降る予報があり、さらに荒れそうな気配ですね!

今の中山は馬格のある馬が好走パターン。500キロ近い馬が面白い。

 

道悪という想定で予想していきます。

 

 

 

前走、小倉大賞典では人気を裏切ったわけだが、時計が出る馬場状態と牡馬牝馬混合戦では厳しかったか。この馬は牝馬限定戦でこそ買いという馬だろう。牝馬にしては立派な馬格(500キロオーバー)とパワーがあるだけに雨で道悪になるのはプラス材料。今回は大崩れはない。

 

 

ここからは穴候補になってきそうな馬を紹介

 

 

  • サトノダムゼル

 

1800mの実績は抜群で中山も得意。距離短縮してくる今回は絶好の狙い時になる。道悪も得意ですし、上がりが掛かるのもいい。先行力を活かして粘り込み可能だろう。

 

 

  • シーズンズギフト

 

成長と共に産駒の気難しさが出てきた印象。かなり折り合いが難しいため、こうなってしまっては好走させるにはそう簡単ではなさそうです。

しかし雨で道悪になった時に折り合える可能性もあります。これまで気性難の馬が道悪で落ち着いたという例は多々あり、少しの可能性に賭けるのも一考。力はある馬ですし、血統的にも道悪は得意な筈です。

 

 

 

8歳馬で56キロは毎度ながら辛いが、確実に末脚を伸ばしてくる。しかしあと一歩、決め手に劣るんですよね。歳で仕方ないのですが、それを補えるのが今回の雨。道悪になって上がりが掛かれば、決め手で劣る部分をカバーできる。道悪は昔から得意ですから楽しみはあると思います。

 

 

  • リュヌルージュ

 

昨年の不良馬場で2着馬。昨年より斤量が2キロ増えて52キロになるが、モンテロッソ産駒でダートも走りそうな血統だけに今年も雨なら面白い。団野騎手に戻るのもプラス材料。距離短縮ローテで今回は積極策にいくのでは。

 

 

  • ロザムール

 

前走はオープン入りを果たして初の重賞挑戦で中山金杯へ。14番人気で果敢に逃げ粘って4着は評価するべきだろう。勝った馬がこの後に重賞連勝すり、ヒシイグアスだけに尚更である。初の2000mの距離延長はきつかったはずで、実績ある1800mへ距離短縮は今回面白い。元々ダートを走っていた馬で馬格も500キロオーバーなら道悪は得意。