DONのドーンッと回収競馬

Twitter @don19860314 回収率競馬予想をしています。多角方面から穴馬を導き出し予想する穴党です。

フェブラリーS 考察  オマケ3重賞

 

 

フェブラリーステークス

 

東京ダート1600m 

 

 

 

 

前走、根岸ステークスではトップハンデの59キロ。さすがに厳しいと軽視したわけだが、直線では前が壁になり進路がなく、なかなか追えず。しかし内が開いてからは抜群の伸び。しかし最後は外の馬達と比べて脚色が劣っての4着。これは間違いなく2キロ〜3キロあった斤量差の分と考えていい。改めて自己条件では強い馬だと確認できた。

1つ気になるのは今週は雨予報がなくパサパサの良馬場ダートが濃厚。やはり水分を含んだ軽馬場でこそベストパフォーマンスが発揮される馬な点が心配である。あとは調教で負荷を掛けられるか?ウッドコースで負荷を掛けた南部杯で好走したように、今回もウッドコースで追い切りをしてくればだが、一週前はダートコースでの追い切りで軽い内容。最終追い切りでウッドコースで強い負荷を掛けてくるかが問題。

 

 

  • インティ

 

この馬はハナ争いで競りかけられるとスイッチが入って制御が難しくなりオーバーペースになって終了という馬。前走がまさにそれ。好走条件としては競りかけられずスンナリとハナにいけるかどうか。そして外枠に入りたいでしょう。こちらが内で外から被せられると脆さを見せるので、こちらが外から被せるぐらいの競馬が理想。人気なら買いたくないが、前走の大敗で人気が落ちるなら買い目には入れたいなという考えです。

 

 

  • エアアルマス

 

砂を被ること嫌がる馬で脆さが同居している。スンナリとハナにいければ被らないが、G1ではそれはなかなか難しい。ならば外枠が絶対条件になってくる。陣営のコメントから枠次第では溜める競馬を示唆していることから、おそらく内枠に入ってしまったら一か八か末脚に賭けるのでしょう。そうなれば諸に砂を被ることになりそうですが、、、

どちらにせよ外枠以外なら軽視でいいかと。

 

 

  • カフェファラオ

 

1番人気濃厚ですが、ヒヤシンスSとユニコーンSの衝撃の内容の競馬があるだけに東京ダートマイルでは、まだ嫌えないという穴党の自分にとっては辛い。ユニコーンSの走破時計が稍重の馬場とはいえ同年のフェブラリーSの時計よりも速いというのは凄いこと。3歳でそのタイムを叩き出したわけですから4歳になり成長した今は普通に考えて上回るパフォーマンスを出せるはずです。ですが、そこから成長力があるのかが問題。もしかしたら早熟馬で既に完成形だった可能性もある。ならば伸びしろは望めないし、叩き上げでレベルの高い古馬勢に軍配が上がる。しかしそれは憶測でしかなく、このレースが終わってからでないと判断できない。やはり消せないが、印は抑えぐらいにして成長力を疑ってみたいという穴党心。おそらく揉まれると良くない馬なので外よりの枠はほしいだろう。

 

 

 

コース適性に関してはこの馬が1番だろう。ダート馬にしては珍しい大跳び走法の馬だけにチャンピオンズカップのようにコーナー4つ回るレースは合っていない。今回も後方待機からの直線一気の競馬が明白であり、それがハマるワンターンの東京ダートマイルである。しかしハマるといっても展開にやはり左右される脚質ではあるし、枠次第でスンナリと外に出せずに追い出しが遅れれば差し届かない可能性は十分にあります。さらに大跳び走法といいましたが、パサパサの良馬場ダートは基本的にピッチ走法が良いわけで、大跳びのこの馬は軽馬場でこそパフォーマンスを上げます。東京ダートは良馬場でも軽い砂質ではあるものの、やはりこの馬のベストパフォーマンスは出せない馬場状態である事に変わりありません。

 

 

  • レッドルゼル

 

1200m→1400mと距離延長に対応し順調に結果を残してきたわけだが、どうしても1600mに対応出来るかが不安視されている。

しかし根岸ステークスがあきらかにフェブラリーSを意識した競馬をしていたように感じた。

さほど問題ないと個人的には思う。ギアを入れてからの加速力は素晴らしい馬だと思いました。

 

 

 

 

前走、根岸ステークスではYouTubeでもTwitterでも穴はワンダーリーデルだと言ったとおり、2着と好走してくれました。やっぱりワンターンの東京だとパフォーマンスをあげてきますよね。先行勢には厳しいレース質になりやすいとはいえ最後方の内でジッと脚を溜めて直線一気は素晴らしい末脚でした。叩き良化型だけに馬体はさらに良くなっていて今回も期待出来そうです。しかしやはり展開には左右される脚質ですから前がやり合ってハイペースになってほしいですね。

 

 

注目の穴馬

 

 

この馬は完全に本格化したと思います。初のG1挑戦ですが全く見劣りしない。G1とはいえ現ダート界の頂点といえるクリソベリル、チュウワウィザードがいないメンバー構成ならば叩き上げのこの馬に全然チャンスはあるかと思います。じっくり育てる方針で古馬になってから強さを引き出す厩舎であり、ダート馬での成績が非常に優秀でもある。

今回個人的にかなり期待しています。

 

 

 

フェブラリーSの好走データからは外れる8歳馬ではありますが、一発を秘めているとみています。

この馬は折り合い難の馬であり、前走は1800mへの距離延長で折り合いを欠いて凡走してしまいました。好走条件は折り合い不安のない距離短縮時であり、今回が狙い目です。休み明けでの好走も目立ちますし、調教もかなり動いていますので期待できそうです。

 

 

 

 

 

ダイヤモンドS

 

東京芝3400m

 

長距離で上がり上位の脚を使える馬。

 

 

昨年の同レースで上がり最速。キレないディープ産駒の典型でスタミナお化け。長距離適性が非常に高い。簡単にはバテないので長距離でも上がりの脚が使えるわけです。当然有力候補。

 

 

穴注目

 

  • ナムラドノヴァン

 

前走、万葉Sでは長距離適性を見せつけた。上がり最速の脚で差し切り勝ち。フロックではない。ただ51キロの斤量の恩恵もあったのはたしか。今回は斤量53キロに対応できるかでしょう。

 

 

抽選対象ですが出てくればこの馬も面白い。

東京での良馬場開催でマラソンレースにかなり合っていそうな馬。スローからの上がり勝負になるなら楽しみはありそう。

 

 

 

小倉大賞典

 

 

小倉芝1800m Bコース

 

 

本命候補

 

  • アールスター

 

小回り巧者であり小倉巧者。中山金杯での負けがいかにも小倉大賞典で巻き返してくる可能性を秘めた内容。中山金杯も小回りだが、トラックバイアスが内前有利だった。それでも上がり最速で5着。勝ち馬とコンマ5秒差なら悪くない。状態確実に復調気配で、外差しのトラックバイアスになっている今の小倉ならば期待できる。

 

穴注目

 

 

ヴァンケドミンゴは小回りと平坦巧者。前走は急坂コースで、小倉に替わるのはプラス。

ドゥオーモも小回り巧者。大敗後からの軽量での大駆けはこれまで何度もしてきた。

2頭ともに外差しのトラックバイアスは大歓迎。

 

 

 

京都牝馬

 

阪神芝1400m Aコース

 

注目馬

 

 

デビュー戦以来の1400mですが、この距離短縮が今回ハマるのではと考えています。近走、精彩を欠いている馬ばかりのメンバー構成ならば変わり身を求めての条件替えは買いとみた。今絶好調の団野騎手なのも楽しみ。