弥生賞ディープ記念、オーシャンS、チューリップ賞 考察
今週は3重賞が組まれています。
まず土曜日に高松宮記念へのステップレースとなるオーシャンS。そして3歳牝馬による桜花賞へのトライアルレースとなるチューリップ賞。
そして日曜日は3歳牡馬による皐月賞へのトライアルレースとなる弥生賞ディープインパクト記念です。
正直言ってあまり乗り気にならないレースですが、今週も頑張っていきます。
先週は中山記念が◎トーセンスーリヤでしたが、勝ちにいくレースをしての早仕掛けで勿体なかったなと。2、3着狙いに徹すれば馬券内はあったと思います。そりゃ騎手は勝ちたいし、馬を勝たせたいので納得はしますが、やはり騎手の若さというものが出たのかなって感じですね。ベテランなら道中で展開を読んで切り替えれたはずです。
阪急杯はYouTube、ブログでの◎レシステンシアが快勝。そして穴推奨の10番人気ミッキーブリランテ2着。そしてこちらも推奨したジャンダルムが3着で
↓こちらで話しました!
中山芝2000m 内回りAコース
先週から開幕した中山ですが、事前にJRAから発表された馬場のクッション値からも明らかに硬く高速馬場になるという状態でした。そして内前有利が顕著に表れておりましたね。普通に2週目なら先週の傾向が継続されますが、週末は雨予報があります。雨量によってはガラリの傾向になるかもしれません。
では有力馬ですが、、、
- ダノンザキッド
軸はこの馬でいいでしょう。実力馬がこぞってダノンザキッドを敬遠して回避してきました。このメンバーなら抜けていますし、軸又は頭は堅いでしょう。この馬自身としてはまだ未完成であり、肉体的にも精神的にも若いです。ですが能力だけで勝ってきたというポテンシャルの高さですよね。本当に良くなるのも秋以降だと思いますが、とりあえず弥生賞はこの馬でいいと思います。
そして対抗評価として
- テンバガー
新馬戦でダノンザキッドと走って3着でした。2着には後にG3京都2歳Sを勝利するワンダフルタウンですからハイレベル新馬戦なのは明らか。
さらにその新馬戦では4コーナーから直線付近で外から迫ってきたダノンザキッドが内に大きく寄れて体当たりされるという大きな不利を受けました。ワンダフルタウンは何の不利もなくスンナリだったことを考えればテンバガーが2着になっていた可能性もあります。そして前走のG3京成杯ですが、これもまた直線でタイムトゥヘブンが外に寄れて、それを避けようとしたヴァイスメテオールが外へ出たためにテンバガーがまともにブレーキが掛かり追い出しが遅れてしまいました。あれがなければ間違いなく2着へも際どかったんではないかと思っています。先行力もありますし、雨が降っても問題無さそうですから楽しみな一頭。
あとは雨で時計が掛かればシュネルマイスター血統的にやれるでしょう。
タイムトゥヘヴンも道悪は走りそう。
穴推奨馬
- ワンデイモア
ストライドが大きく大跳びの走法だけに雨が降って道悪になった時が微妙ですが先週の時計が出る馬場なら面白い。雨の影響が少ない場合の穴。
- ソーヴァリアント
逆に道悪の穴推奨はこの馬。未勝利脱出に時間を割いたがピッチ走法で道悪は得意。先行力があるのも魅力。
阪神芝1600m Aコース
ここはかなり手薄なメンバー構成。何が来ても不思議ない。一頭は抜けた存在がいるが、しかし弱点も多く。
- メイケイエール
阪神JFを4着とこのメンバーなら抜けた実績ですが、とにかく気性が激しく後方から大外を回しての追い込みしか出来ない馬。折り合い難で1600mは間違いなく長く、1400mまでの馬。1600mだと掛かる。実力は認めるが全く信用できない人気馬です。
狙いたい馬
- ストゥーティ
まだ1勝クラスの馬だが、相手なりに走れるタイプですしこのメンバーならチャンスありそう。一定の実力ある牡馬相手にやり合えてますから牝馬限定なら。
- タガノディアーナ
ピッチの利いた走りで雨が降って時計が掛かれば面白い存在になりそう。そして重賞での距離短縮という点がハマる可能性が高いなと予想しております。
- マリーナ
ハマの番長こと三浦大輔さんの持ち馬です。三浦大輔×矢作調教師の名タッグ。未勝利勝ったばかりの馬ですが、良い馬ですね。道悪も得意ですし、時計が掛かれば一発の魅力があります。
中山芝1200m Aコース
高松宮記念のステップレースですね。
メンバーを見渡したところ、あきらかに展開待ちの馬が多いこと多いこと。今の中山の馬場は高速馬場であり圧倒的に内前有利。それが覆るかはかは週末の雨がどうなるかでしょう。
これら全て外を回す追い込み脚質の馬です。
やはり馬場状態からも前にいく馬に食指が動くもの。
- カレンモエ
前走の京阪杯が衝撃の内容。前には厳しい差し有利のハイペースの展開で2番手で先行したカレンモエが2着。フィアーノロマーノにこそ差されてしまいましたが、ジョーアラビカ、アンヴァル、シヴァージ以下の猛追を封じた。たしかに初の阪神の急坂で脚は止まったのは事実で、それよりもキツい中山の急坂が心配ではあるが、今の勢いならこなせるのではないでしょうか。先週からの中山馬場の内前有利が続けば今回も注目の一頭。
- ビアンフェ
この馬も先行力があるが、前走スプリンターズステークスでは暴走とも言えるようにモズスーパーフレアに競り掛けて超ハイペースを演出。差し有利な展開になったが、そもそもトラックバイアスも外差し有利だったため(アウィルアウェイが差せてこれたのが何よりの証拠)ノーカウント。
今回注目したいが、今回から去勢されてセン馬になっているし調教もかなり軽い内容となれば、あまり期待できないか。
狙いたい穴馬
- ダイメイフジ
誰もが今回は目がいく馬だろう。逃げ候補はコントラチェック、ビアンフェだろうか。まずコントラチェックは脚質転換を試みているし、どちらにせよスプリント戦ではテンのスピードは勝てない。ならビアンフェになるか。スプリンターズステークスでの暴走もあって気性が激しいことから去勢されたし、さらに休み明けならば、テンのスピードが落ちている可能性がある。それならダイメイフジがハナにいけるかもしれない。ノーマークで逃げたら渋とい。策士田辺騎手ならば狙っているかも。
- エイティーンガール
- ラヴィングアンサー
内前有利のトラックバイアスなら厳しいが雨が降って時計が掛かればこの2頭も面白いかもしれません。