スプリンターズS 考察&注目馬
こんばんは。
朝、夜は寒いぐらいの季節になってきましたね!過ごしやすい季節はすぐに過ぎ去って、言ってる間に冬がやってきます。
皆さん風邪をひかないようにお気をつけ下さい!
さて日曜日はいよいよ秋の1発目のG1 スプリンターズSですよ。
かなり面白そうなレースになりそうですし、予想しがいがありますね。
気合い入れて頑張ります!
①古い過去のデータは参考外
言わずもがなスプリンターズSは中山競馬場で行われるわけだが、昔と今では180度と言っていいほど傾向が違っている。
何故違ってきたのか?
答えは2014年4月〜12月に施工された路盤改修工事の影響である。
元々、中山の芝は全場の中で1番水はけが悪い競馬場とされていたため。水はけが悪いと雨の影響を受けやすく、そのまま開催が進むと芝が傷みやすい。
そのために年末の有馬記念、春の皐月賞が荒れた馬場で開催する事になり、由緒正しきG1レースにもかかわらずベストコンディションで開催出来ないためとされている。
っとここまでは表向きなお話ですが、、、
私、個人的な憶測も含んでおりますが、本当のJRAの理由というか狙いは他にあると思っております。
先程も書いたとおり、2014年まで荒れた馬場になりやすかった中山芝ということは 欧州血統、サンデー系ならノーザンテースト持ちの馬が活躍していた。
つまり昔の中山芝は日本の宝であるディープインパクト産駒が苦手としていた競馬場ということである。
たしかに競馬を知っている人間ならば、当たり前のように脳内に刷り込まれている事だが、ディープインパクト産駒は東京、京都が得意ということ。これは2014年の路盤改修工事前に中山で成績が悪いからこそ、余計に東京、京都の成績際立った。
単純にディープインパクト産駒の中山成績を安定させたかったのでは?ないかと思っています。思惑通り2014年有馬記念はジェンティルドンナが勝ちましたし、そこからディープインパクト産駒の中山成績はうなぎ登りになりました。
これ以上言うと話が逸れすぎてしまうので、戻します笑
スプリンターズSしかり中山芝は日本のサンデー系が持つスピードが反映され易くなったのです。
血統をまとめますとサンデー系、ニジンスキー系。
何故この血統がいいのかというと、 共通しているのはタメて直線でスピードを活かすことのできるということ。これこそが路盤改修工事後の中山芝の特徴です。
*以上のことからスプリンターズSを含めた中山芝のデータは2015年以降を参考にしましょう。
補足ですが雨が降ればまたガラっと傾向が変わるのでご注意下さい。
②適性、ローテーション、枠順をよく分析しよう。
①で書いたように中山芝でサンデー系が活躍できる馬場になったとはいえ、やはりサンデー系は中距離が主戦場。もちろん母系によっても変わってきたり、母系の特徴を大きく受け継ぐロードカナロア産駒などの台頭があるものの、日本のスプリント路線はハッキリ言ってレベルが低いです。
そこで日本は勝負してないので仕方ないですが、、、
やはりスプリンターといえば香港馬ですね。
どの距離でも圧倒的な強さを誇るカリスマ馬が出てくるものなのですが、、、例えば少し前のようにマイルなら モーリス 、中距離なら キタサンブラック、 長距離なら アルバートというように代表する馬います。こういう馬たちは競馬場やコース、枠はほぼ不問で強かったんですよね。
しかし短距離はそういう馬が不在。低いレベルで横並びといった印象。
つまり適性(コース、馬場、枠など)でゴッソリ上位が入れ替わる。
それからローテーションが大事。
メンバーの中には夏に使い詰めで挑んできた馬が多数。
いくら抜けた馬が不在でもG1はそんなに甘くない。しっかりとここをメイチで挑んできた馬を
狙いましょう。
最後に枠順ですね。
基本的に1〜3枠が有利。
まだまだ内馬場はキレイですし、外外を周れば明らかに損。
先行馬ならば、ある程度は外でも問題はないが、脚を溜めて3コーナー過ぎから動いて直線に活かしたい差し馬は、是が非でも内枠が欲しいところだろう。
注目馬
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
この馬は兎に角、ハナに立ち、逃げマイペースでいくことが必須。この馬のマイペースとはスローではなくハイペースの前半32秒。
カーバンクルS、オーシャンSを見てのとおりで中山ようにスタートしてから下り坂になるため、自動的に前傾ラップになるならば、この馬にとって最も適したコースといえるだろう。
前走はあきらかな叩き台で、チカラを温存の番手競馬。今回は巻き返し必至。
ディアンドル
ダイメイプリンス
コース、レース適性は間違いなくある2頭。
ディアンドルは上記の馬がつくる前傾ラップに対応できる馬。サンデーとニジンスキーの血統背景からも合致している。ここがメイチで勝負気配ですね。
ダイメイプリンスはサマーシリーズ狙いだったので流石にもうお釣りはないでしょうが、適性は高い。こちらもサンデーとニジンスキー持ち。
タワーオブロンドン
前半33秒台になってほしい馬。32秒台なら忙しく追走に苦労しそう。それでもルメール は当初からグランアレグリア(回避)ではなく、こちらを選んでいるあたり、自信があるのでしょう。
ルメール陣営は馬選びが上手いので適性は?でも軽視は出来ないか。
危険人気馬
◯◯◯◯◯◯◯◯
右回り巧者と思われているかもしれないが、個人的にはそうは思えず単純に平坦巧者なだけでは?と思っている。中京も直線で坂がありますからね。そして今回は全場で最も傾斜がキツい急坂が待ち受ける中山ですからピタリと脚が止まる可能性がある。コース実績もありませんから今回は軽視して馬券妙味も生み出したい。頭と連帯はないとみる。
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