チャンピオンズC 考察
枠順が本日発表されましたね！
それらを踏まえて有力馬また注目馬を見ていきたいと思います。
まずは毎年毎年言ってることなのですが、誰でも周知の通り、このコースは圧倒的に内枠有利になります！
差し馬に至ってもコースレイアウト上、直線で馬群がバラける傾向にあるので、内枠の差し馬でも前が詰まるというリスクはあまり無く、内で脚を溜めて、そのまま内を突くということも可能なわけです。
昨年のチャンピオンズCで藤岡佑介騎手がウェスタールンドした競馬が何よりの証拠ですね。
逆に外を回しても届きませんし捲りも出来ないコースなので、そういうタイプの馬だったり内をつく器用さがない馬は割引きです。
- クリソベリル 3枠5番 想定1番人気
川田騎手がチュウワウィザードではなく、こちらを選んだことで、彼の中でこちらの方が上だと位置付けしていると誰もが予想しやすいが、個人的には今回は疑ってみたい。強いのは承知ですし、これからどんどん強くなる馬なのは間違いないです。しかし前走はロンドンタウン、ノンコノユメらと走り圧勝したとはいえ、やはりまだG1一線級の古馬との対戦は経験不足であり、今回は完全にマークされる立場。1番人気ならば様子見で妥当と考えます。来たら仕方ない程度の割りきりで今は遅くないでしょう。
- ゴールドドリーム 6枠11番 想定2番人気
まずは昨年の考察文をご覧ください。
『この馬はかつては東京専用機なんて言われたのはご存知でしょうか？コース形態によってスタート位置からダートのコースの競馬場と東京のように芝部分からスタートしてダートコースに入る競馬場もありますよね？
この馬はとにかく前者の場合のゲートが開いてのスタートが下手で行き脚もつかないのが有名でした。芝スタートならゲート決めて行き脚も良く好走するのですが…なので東京専用機と呼ばれ東京だけ買って他は切ってりゃいいなんて時代がありました。
去年のチャンピオンズカップも勿論切ってましたし、予想通りスタートも良くなかったです！
ですが完璧なドスローの前残りの展開を逆らって一頭だけ凄い脚で上がってきました！
元々この馬に乗ってたのはミルコデムーロですが、去年のチャンピオンズカップからムーアに乗り替わりましたね！おそらくですけどミルコデムーロなら去年も凡走してたと思います。これは彼の性格に問題があるとみています。
ムーアやモレイラはスタートが遅れようが、道中不利を受けようが、結果は別として最後まで諦めず必死に何とかしようと試みるのですが、ミルコデムーロは違います！
無理だと判断したら全く競馬しません。これは馬の事を考えて無駄に力を使かわせないのか、それとも自分の体力温存なのかはわかりませんが、無気力騎乗は彼の場合あります。
今年はルメールですね！彼も展開も読むの上手いですし結果ともあれ最善の努力をする騎手ですから今年も中京コースとはいえゴールドドリーム期待しても良いんじゃないでしょうか』
これが昨年の考察文でしたが、悔しくも出走回避でしたね。ダートスタート難も解消され、今年は休み明けを叩いて調教でも一変しているあたり状態は万全ではないでしょうか。ピークは過ぎているでしょうが、ダートは芝と違い息は長いですし、まだまだやれるはずです。
- オメガパフューム 3枠6番 想定3番人気
- チュウワウィザード 2枠3番 5番人気
どちらが強いかという判断が非常に難しい実力が均衡した4歳馬の2頭。間違いなく現役ダートトップクラスです。
こういう馬たちは3走前の平安Sからの結果を見ても分かる通り、条件次第で毎回のように好転、逆転するでしょうから今回はどちらを上にとる条件かを考えたい。
オメガパフュームに関しては前走で克服したとはいえやはり左回りより右回りの方がベター。内よりの枠なのはいいが、コーナーリングに劣る分をデットーリ騎手がどう乗るのかが鍵。
チュウワウィザードはやはりこの左回りベストでありピッチ走法でコーナーリングに優れているので、2枠3番は最高の枠といえるでしょう。中京が得意な福永騎手もプラス。
- インティ 2枠4番 想定4番人気
この馬は単純で楽逃げさせてもらえるか、もらえないかの馬。前走はテンに速い内のリアンヴェリテ、スマハマの存在があって、３番手追走。59キロかつ外枠でかなりタイトな競馬になり大敗。全くの度外視でいいです！
本質的には芝スタート、つまり東京のフェブラリーSなどのコースがベスト条件でしょう。チャンピオンズCと同コースの東海Sで勝っていますが、全く競りかけられずスローに持ちこんでのもの。
今回はハナにこだわると陣営のコメントがあり、鞍上も武豊に戻りますので、どうぞの楽逃げが叶う可能性が高い。
- ウェスタールンド 5枠8番 想定6番人気
昨年の2着馬。血統的にこの舞台はベスト条件ではありますが、前述の通りとにかく昨年は藤岡佑介騎手の神騎乗が好結果に繋がりました。経済コースのインでジッと我慢して脚を溜めて直線でバラけたのを見計らって一気にインを突いた内容です。もちろん相手と展開があっての事なので、もう一度やれと言われれば中々難しいでしょう。今年はスミヨン騎手での出走予定でしたが、なにやら速報でスミヨン騎手はギックリ腰のようで、騎乗できないのでは？と情報が飛び交っております。正式な発表はまだですが地方の御神本騎手になるかも？の情報もあります。
前走は休み明けながら3着。展開はかなり向いた感はありますが、、、しかし血統背景、叩いた上積み、ベスト条件、昨年2着馬が6番人気にならば積極的に買いたい。
後は一言ずつ、、、
- サトノティターン
中京は合わない。東京向きでムーア騎手で穴人気しすぎです。
- タイムフライヤー
距離短縮でハマった馬を距離延長で買うべきではない。マーフィー騎手もダートは苦手。
前走はかなり展開がハマった。内に突っ込める器用さがないため大外は厳しい。
ここまでにしましょうか。
積極的に穴を狙うレースではないですが、あげるとすればこのレースに関しては先行馬ではなくインを突ける差し馬でしょう。
穴◯◯◯◯◯◯◯◯
前走はとにかくハマった感が満載ですが、米国型のスピード血統はこの舞台にはピッタリで、なによりインを突ける器用さがある点は大きい。G1舞台で騎手がそういう割り切った乗り方を出来るかどうかですが、人気は全くないので買い目に入れたい。
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