産経賞オールカマー 考察
こんばんは。
10頭ながらも楽しみなメンバーが揃ったオールカマー。
秋初戦で休み明けの馬が多いですが、休み明けを苦にしないメンバーなので、堅く決着の可能性が高いか。いよいよ有馬記念が近づいてきたんだと実感させられますね。
では有力馬を診ていきましょうか。
オールカマー 考察
中山芝2200m
先日のセントライト記念と同コースであり、非常にタフなレースになりやすい。中山外回り2200m。正面スタンドからスタートするため、スタート直後に急坂を登り、ゴール前最後の直線でも同じ急坂を登る。この2度の登坂はかなりタイトなため、最後は上がりが掛かりやすくスタミナが要求されるレース。セントライト記念は時計も掛かり気味でしたし、今週は台風の影響で週中から雨予報があるので、さらにタフ馬場になるのではないでしょうか。
- フィエールマン
まずは下記の天皇賞春の際の考察をご覧ください。
この馬はステイヤー(長距離馬)だと勘違いされている方もいらっしゃるかもしれませんが、紛れも無く中距離馬です。中距離馬のG1で強メンバーと走れば少し足りないんですよね。ですが天皇賞春のように長距離ならば、当然メンバーレベルが落ちるし、京都の長丁場は中距離馬でもこなせるレースですので勝てているだけです。天皇賞春で穴推奨したスティッフェリオと叩き合いでほぼ差のない1、2着ですしね。休み明けに関してはベストで間隔が空いた方が走るタイプです。スタミナはもちろんあるのでタフなこのレースも得意だとは思いますが、雨は歓迎ではないでしょう。
- カレンブーケドール
こちらも2月以来の休み明けのレースになりますが、それに関しては全く問題なく体調は良さそうです。ドバイ遠征→中止→蜻蛉帰りの影響でじっくり休ませて秋に備えたようですね。
問題は久々で今の中山馬場とタイトな2200mをこなせるか。息も持つかどうかでしょう。
ですが、好走パターンとして上がり34〜36秒が掛かるこのレースはピッタリでありベスト条件かもしれません。
ジャパンC、京都記念は53キロの斤量の恩恵がありましたが、今回は54キロであり、軸にはしづらいという印象です。
- ミッキースワロー
個人的はずっと買い目に入れている好きな馬であり、典さんとのコンビも最高ですに好きですね。
フィエールマン同様、天皇賞春以来のレースですが、状態に関しては少し腹回りがボテっとしているかなという印象。元々、休み明けは苦にしないので問題ないとは思うが、もう少し本番までに絞れたらさらに良さそうです。
今回は大得意の関東圏中山であり、非根幹距離に滅法強い。時計が掛かるのも得意なのでチャンス。
- ステイフーリッシュ
休み明けでかなり馬体がボリュームアップした印象。情報では放牧先から30キロちょっと増えて戻ってきたらしく、どのぐらい絞れるかですが、矢作先生は間違いなく次走のために緩めに仕上げる人なので、いきなりどうかでしょう。ただ時計が掛かるのはプラスですし、中山、非根幹距離も得意です。
ビックリしたのは田辺騎手起用。ジェネラーレウーノではなくコチラでした。田辺騎手はジェネラーレウーノの弱点を知り尽くしているでしょうし、単騎でジェネラーレウーノを行かせて番手でじっくり乗れそうで展開も向きそうです。
実質、この4頭の戦いと思います。
ジェネラーレウーノは単騎逃げは叶いますが、ハイペース巧者で自らがハイペースを刻むと折り合いがつかない馬。さらに長期休養明けですが調教は坂路中心であり、トラック調教が少ないなら息が持たないと思います。
クレッシェンドラヴは休み明けの七夕賞を快勝し一度使われて状態面に関しては申し分ありませんが、スピードを求められればこのメンバーに入っては厳しいと思います。ですが、道悪になれば通用するかもしれません。
上記4頭+クレッシェンドラヴを見ておけばオールカマーはオッケーでしょう。
どちらにせよ儲かるレースではありませんね。
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