安田記念 考察
おはようございます。
いよいよ本格的に暑くなってきましたね。梅雨が近くなってきて蒸し暑くなってきました。
しっかり水分補給をして仕事頑張りましょう。
ご安全に。
さて本日は安田記念の考察ですね。
メンバーをみると、かなり豪華で楽しみです。
しかり馬券的な妙味でいうと、、、微妙ですかね。
あまり積極的に買いたいレースではありません。
①高松宮記念勝ち馬の不振
平成12年 キングヘイロー 3着(3番人気)
平成13年 トロットスター 14着(4番人気)
平成15年 ビリーヴ 12着(9番人気)
平成17年 アドマイヤマックス 12着(4番人気)
平成18年 オレハマッテルゼ 10着(1番人気)
平成19年 スズカフェニックス 5着(1番人気)
平成20年 ローレルゲレイロ 15着(6番人気)
平成24年 ロードカナロア 1着(1番人気)
高松宮記念が3月に施行されるようになった平成12年以降、高松宮記念勝ち馬が安田記念に出走してきた際の成績は上の通り。勝ったロードカナロアはワールドクラスのチャンピオンとして例外として、それ以外の馬たちの中で、キングヘイローの3着が最高着順であり、スズカフェニックスそれ以外の馬は二桁着順に惨敗している。高松宮記念勝ち馬が安田記念で活躍できない理由としては、以下の2つが考えられる。
1、高松宮記念勝ち馬は本質的にはスプリンターである
当たり前のことだが、高松宮記念を勝つような馬は本質的にはスプリンターである。安田記念が行われる府中の1600m戦はマイル以上のスタミナを要求されるため、スプリンターはガス欠を起こしてしまう。また、中京競馬場1200mコース(小回り)と東京競馬場1600m(大回り)では、道中の流れが全く違うため、前走で高松宮記念を勝つようなリズムで走った馬は、安田記念ではリズムの違いに戸惑い、凡走してしまうのである。
2、高松宮記念を目標に仕上げられているため余力が残っていない
高松宮記念はレースを使い込んで仕上げてきた馬が勝つ傾向がある。そのため、2ヶ月後の安田記念までに余力が残っておらず、体調が下降線を辿ってしまう馬が多い。
②キャリアを問われるレース
過去10年の年齢別成績は以下のとおり。
3歳 【1・0・0・2】
4歳 【3・2・2・29】
5歳 【3・4・3・49】
6歳 【4・2・5・40】
7歳以上 【0・3・1・34】
安田記念はキャリアを問われるレースであり、過去10年の勝ち馬の年齢を見ても、5歳馬、6歳馬の3勝に対し、4歳馬は2勝。アドマイヤコジーン、アグネスデジタル、ダイワメジャーなど、そのキャリアや経験を生かして頂点に立ってきた歴史がある。
しかし、1996年に3歳馬に再開放されて以来、2011年は初めて3歳馬(リアルインパクト)による安田記念制覇となった。それまでは3歳馬が出走することすら稀であり、たとえ挑戦したとしても、ほとんどの馬が2桁着順に敗れてしまっていた。この時期の3歳馬にとって、古馬との戦いが厳しいことは確かだが、逆説的に言えば、キャリア豊富なマイラーを負かせるとすれば、4kgの斤量差を生かすことができた3歳馬ということか。
今年は3歳馬の参戦はありませんね。
- アーモンドアイ
今更、この馬をどうこういう必要はないでしょう。
東京の高速馬場ならマイル〜2400mでは不問で強すぎるという見解。今回は牡馬相手ではありますが、余程の不利がない限り連軸は堅いという評価。
あとはどの馬ならアーモンドアイに勝てるのかということだが、間違いなくアーモンドアイよりも後ろの位置取りになる馬にはノーチャンスであり、やはりアーモンドアイより前に位置取れる馬が基本。そしてスムーズに運べなかった場合において、負けがあるというパターンではないでしょうか。
- インディチャンプ
間違いなく現役マイル王はこの馬でしょう。
前哨戦と本番のオン、オフがはっきりしており、しっかりとここに臨んできている。
前走は相手が弱すぎたのでほぼ馬也での勝利でしたが、この馬自体の仕上げはあきらかに太めで叩きでした。昨年の安田記念はアーモンドアイが外枠でさらに不利があっての結果でしたが、やはりアーモンドアイがスムーズならば厳しいと思います。
とりあえずこの馬としては、超ピッチ走法なので小回りが得意なタイプ。東京コースのように大箱ならば、あまり究極の良さというのは引き出せない。
ですが内枠が絶対にほしいはずです。内枠でラチ沿いをロスなく先行して立ち回り抜け出す競馬が理想でしょう。これまで大舞台での枠順のクジ運が良すぎてビックリしてますが、もし今回は外枠にいくようならば評価を下げてもいいかもしれません。
- グランアレグリア
前走、高松宮記念は道悪馬場でも一頭全く違う脚で追い込んできたのはかなり評価できます。良馬場ならば更にキレるのではないかと想像できます。そして体質が弱い馬なんで2ヶ月以上間隔を空いているのは好印象ですね。当初はヴィクトリアマイルを参戦予定も熱発で回避とされたが、裏事情では陣営の使い分けではないかと疑惑ありますね。本当に熱発なのか?はこればっかりはわかりません。本当だとしたら熱発明けの今回は厳しいかもしれませんが、フレッシュの方が間違いなく走ります。あとは良馬場でみてみたいですね。
出遅れ癖があるのは痛いが、もしかしたら唯一、アーモンドアイを差せるのはこの馬だけかもしれない。1400mがベストだからこそ高速馬場になればなるほどマイラーよりもこの馬の方に追い風になるのは間違いないですが、左回りでは内に刺さるという弱点があります。だからこそ離れた大外を回る競馬しかありません。その辺がどうかです。
- ダノンキングリー
- ダノンプレミアム
- ダノンスマッシュ
ダノンの3頭出しですね。
まずダノンキングリーですが、ディープ×ストームキャットで東京の高速馬場がベストは間違いはありません。ただこの馬のベスト距離は1800mであり、前走2000mからの一気の距離短縮という点は良くはないですね。距離短縮の馬のネックは前半のペースについていけるかついていけないかが問題で、1400mがベストな馬の距離延長がハマるレースですので、不安材料でしょう。ただ横山典弘騎手が逃げ競馬を教えたりと脚質に自在性が出てきた経験が活きる可能性は高い。ペースに対応できるかもしれません。
次はダノンプレミアムです。海外帰りですが今回かなり勝負気配が強いような気がしています。レーン騎手を配したというのもありますが、なによりダノンスマッシュを出走させるというところがポイントですね。ダノンプレミアムはトビが大きい先行力がある馬なので良馬場が必須。番手につけて早めに仕掛けてるのが良いはずでレーン騎手とも手が合いそうです。
そしてダノンスマッシュ。休養に入ると宣言していたのですが、まさかの参戦ですね。これは建前上、10月のスプリンターズSまで短距離路線馬は番組が少ないからとされていますが、裏事情としては打倒アーモンドアイ、インディチャンプを掲げてのものと推測できます。ダノンスマッシュとしてはあきらかに適性外ですし、斤量58キロを背負わなければなりません。ここ2走で仕上げてきてましたし夏に弱くて連続しての長距離輸送で余力は全くないでしょう。ここを走って9月まで休ませるはずでラビットとしての出走は間違いないはず。
ハナにいって逃げてペースを握る役割だと思います。
- アドマイヤマーズ
前走の香港マイルはお見事な勝利でした。やはりチカラがある馬です。一瞬のキレる脚はないが、ジリジリと伸びる脚を渋とく使う印象。
香港マイル後はドバイ遠征しましたが、レース中止となりトンボ返りのした影響は少なからずあるでしょう。状態がカギになる。もともと叩き良化型ですし、高速馬場よりも時計が掛かる方がいいタイプで時計決着になるなら厳しい。陣営としてはひと雨ほしいはず。
さて間違いなくこの辺りですね。
ダノンスマッシュを除いた6頭で決まると思います。ノームコアも前走がメイチであきらかに状態が落ちていますし、ヴァンドギャルドは斤量がタイト、クルーガーはパワータイプで道悪にならないと厳しい。まあ今回は穴馬の台頭は今回はないとみています。馬券は買いたくないですね。
一応、アーモンドアイ以外からの注目馬は、、、
注目2頭
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