中山牝馬 考察&注目馬
①基本的には内枠の先行馬だが…
中山1800mコースは、スタンド前の上り坂の途中からスタートする。スタートから第1コーナーまでの距離は205mしかなく、上りスタートのため、テンが極端に速くなることはない。よって、スロー~ミドルに流れるのが必然といえる。ただし、過去10年のラップ(以下)を見ると、意外とそうでもなく、ニシノブルームーン、レディアルバローザが勝った年はハイペースで流れている。
2008
12.7-11.7-12.6-12.0-11.8-12.2-12.2-12.2-12.8(49.0-49.4)M
2009
12.2-11.6-12.4-12.3-12.3-11.8-11.8-11.5-12.5(48.5-47.6)M
2010
12.4-11.4-12.1-12.2-12.4-12.5-12.1-11.5-12.5(48.1-48.6)M
2011
12.3-11.2-11.5-11.7-11.9-12.3-12.5-11.8-12.4(46.7-49.0)H
2012
12.1-10.6-11.5-11.6-12.1-11.8-11.2-12.1-12.4(45.8-47.5)H
2013
12.8-11.4-11.9-12.7-12.7-12.8-12.0-11.8-12.5(48.8-49.1)M
2014
13.1-12.0-12.2-12.3-11.7-11.9-11.9-11.5-11.9(49.6-47.2)S
2015
12.7-11.4-11.8-12.3-12.2-12.0-12.0-11.7-12.4(48.2-48.1)M
2016
12.8-12.7-12.9-13.1-12.2-11.5-11.8-11.6-11.7(51.5-46.6)S
2017
12.9-12.3-12.6-12.4-12.2-12.1-11.8-11.3-
11.8(50.2-47.0)S
2018
12.5-12.1-12.3-12.3-12.1-12.3-12.0-11.5-
11.9(49.2-48.7)S
これはコースの形態上、どうしてもスロー~ミドルに流れやすいレースを各ジョッキーが意識するあまり、いつの間にかテンが速くなり、逃げ・先行馬が厳しいペースに巻き込まれてしまうからである。その競り合いに巻き込まれず、自分のペースで走ることが出来た馬の差しが決まることもある。各馬の出方次第でペースが極端に変わってしまう難しいレースではあるが、基本的には先行馬に有利なコースであることは間違いがない。
また、第1コーナーまでの距離が短いため、内枠を引いた馬がかなり有利になることも覚えておきたい。外枠からの発走であれば、ペースが速くなったケースにのみ、差し馬にとってはレースがしやすい。ただ、基本的には内枠の馬に有利なコースである。
②勝ち馬の斤量の方が重い
近3年こそ2着馬よりも勝ち馬の方が斤量は軽いが、それ以前は勝ち馬の方が斤量が重い又は同斤量がほとんどである!
これは順当に強い馬が勝つレースという証拠で2、3着にハンデ斤量の馬が突っ込んでくるということだろう。
③人気薄狙うなら5、6歳馬
今回メンバーで4歳馬が4頭いますが、4歳世代は強いと言われているので当然、人気上位独占だろう。私は4歳牝馬はアーモンドアイ以外はそこまで強くないと思ってるので狙うなら人気しない5、6歳馬。
ただその4歳馬に匹敵する5、6歳馬が出走してきたか?と言われれば微妙ではある…
注目馬
◯◯◯◯◯◯◯◯
今回は間違いなく前傾ラップとなりそうなメンバー構成。となればこの馬に展開が向くこと必須。どんな状況でも必ず最後は良い脚で伸びてくるので今回は届く可能性は高い!
穴 レイホーロマンス
前走は直線で詰まってしまって上位と同じ脚しか使えなかった!毎回のように速い上がりは使えるのでこの馬も届くか届かないか問題だけ。
普通は51キロでベテラン内田騎手なら魅力だが、芝成績が悪すぎる内田騎手はマイナス!
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