エプソムC 考察&注目馬
こんにちは。暑い夏がやってきております。
馬達にとっても厳しい季節に間違いありませんが、人間と同じで暑い方が得意なタイプと寒い冬が得意なタイプの馬がいることも事実です。産まれた時季などで変わったり育てられた環境などで変わるそうです。そしてG1がまだ宝塚記念を残しているとはいえ、ここからはG1ではちょっと厳しい馬だけのレースがしばらく続いていきます。
何故なら基本的にG1で通用する実力馬は夏は涼しい北の牧場で休養に入り、秋以降に備えるためです。
つまり「鬼の居ぬ間に」ではないですが、実力馬が居ないうちに2、3流馬で賞金を稼ごうじゃないかってことですね。
冒頭にも言いましたが、夏実績がある馬だったり、梅雨の影響で雨が多くなるので道悪適性などをしっかりと加味して予想していくのが大事になります。
東京芝1800m
①馬場によって適性が変わる
東京の1800mはコーナーが2つで、サンデーサイレンス系のタメて切れる脚質が合う舞台である。ただ、この時期は雨が降りやすく、馬場が変化しやすい。ダービー、安田記念が終わって、さすがに芝も荒れてくる頃だけに、雨が降ってちょっと時計の掛かる馬場になるとジワジワと脚を使う血統の馬が台頭する。具体的に言うと、キングマンボ、ロベルト、フレンチデピュティ、ダンジグなど、非サンデーサイレンス系の馬である。サンデーサイレンス系でいえば、ダンスインザダークやマンハッタンカフェなど、どちらかというと長距離を得意とする種牡馬の産駒たちの方が適している。
先週は土曜の夜の大雨の影響で、あきらかに安田記念デイは時計が掛かっていましたし、馬場が変化しつつあります。今週も見事に雨予報があり先週の雨と相まって、さらに馬場悪化の可能性が高い。
②4、5歳馬が中心
4歳 【8・6・2・18】
5歳 【2・3・2・43】
6歳 【1・2・4・35】
7歳以上 【0・0・3・31】
明らかに4、5歳馬が強い。
前半3ハロンの平均が35秒8、後半3ハロンの平均が35秒7と、ほぼミドルペースで流れる。その分、スピードに任せて前に行ける若い馬の方が有利になるということだ。
③マイラーにとっては厳しいレース
欧州血統を持つ馬が活躍しているように、府中の1800mはスピードだけでは押し切れない、スタミナが問われる舞台である。過去10年の連対馬22頭のうち、19頭が芝1800m以上の中距離で勝ち星を挙げていたことからも、マイラーにとっては厳しいレースになることが分かる。
注目馬
本命候補
- ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
道悪適性、コース適性を重視した注目馬になります。上位人気になりそうな馬の中にも適性が高い馬がいますが、特に注目したいのがこの馬。
とにかく胸前と肩の筋肉が素晴らしい!あきらかに道悪をこなせるパワー型であって決して重苦しくなくスピードも兼ね備えたタイプです。
今が充実期とみました。東京実績もさることながら、1800mという特殊な非根幹距離の実績も安定しており、大注目の馬ですね。前走、1度叩かれて状態はかなり良化しています。
鞍上が鞍上なら2、3番人気になるような馬ですが、嫌われて人気が落ちるなら妙味しかありません。◯◯厩舎もこのエプソムカップは非常に相性が良いレースですし、期待したい。
穴注目2頭
- ◯◯◯◯◯◯◯
いわゆる上がり馬というもの。これまでの成績が4ー1ー1ー0と馬券を外していません。初重賞で格上挑戦で部が悪いと思いきや、高速馬場ではないならば、注目してもいいのでは?母方にロベルトですしあきらかに道悪適性は高い。
現状では1800mの良馬場で1.47秒台が限界でしょうし、道悪になって1.48秒後半〜1.49秒台の決着になるならば通用してもいいと思います。
あとは揉まれたり、馬群で包まれるのは苦手で器用さない馬ですから、外枠がほしいですね。
- ◯◯◯◯◯◯◯◯
除外になるかもしれませんが、出てくるならまだまだ見限れない馬。条件クラスまでは能力差でなんとか高速馬場でも誤魔化して結果を出していましたが、さすがにオープンになると適性差がモノを言いますね。母のエリモピクシーはとにかく東京で好走する仔を輩出していますが、近年の高速馬場化で厳しくなってきているのは事実。外国人騎手に乗り捨てられたのが大きな証拠でしょう。
ですが、道悪になれば話は別で、1発があっても不思議ありません。重賞では少し足りない馬が、馬場変わりで好走してきたのはこれまで何度もあったドラマです。エクイロックス2戦目ですし、慣れも見込めて人気がないなら抑えても損はない1頭。
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