エリザベス女王杯 考察&注目馬
いよいよ今週日曜日はエリザベス女王杯が開催されます。
メンバーを見る限り、4歳世代で多く構成されており正直かなりレベル低いなって印象です。
あとでこの辺りについては詳しく触れます。
混戦必須で堅くは決着しないと思います。
オッズが割れるならあまり妙味なく、リスクが高そうな気がしますが、、、果たしてどうなるでしょうか。
①1番人気が勝てない!?
実は1番人気に推された馬が2011年のスノーフェアリー以降、1頭も勝っていないレース。
ブエナビスタ、アパパネ、ヴィルシーナ、ヴィブロス、錚々たる名馬達ですら1番人気に推されて勝てていないんですよ。
2015年に勝ったマリアライト(6番人気)も翌年に1番人気に推されるも人気を裏切り惨敗しています。ちなみに1番人気にはなっていませんが、ミッキークイーンも2年連続で人気より結果は出ていませんし、ヌーヴォレコルトも2015年の1番人気を裏切っています。
今年はおそらくラヴズオンリーユーもしくはクロノジェネシスが1番人気になると思いますが、全く信頼できない人気馬というのは間違いありません。
②非根幹距離巧者かつ欧州型が中心
まずは秋の京都芝の傾向ですが、あきらかにタフな馬場になっています。
あげたらキリがないんで絞りますが、先週土曜日のファンタジーSはタフな馬場に強いダイワメジャー産駒のレシステンシアが勝利。日曜日の芝最後のレースになった10Rでは欧州型ステイゴールド産駒のカリビアンゴールドが1着。2着には父にメイショウボーラー母父にマンハッタンカフェというメイショウオーパスですし、ハッキリと傾向が出ています。
こうなると高速馬場に適性がある馬には鬼門となるのは間違いありません。
スタミナと持続力が要求されるので、瞬発力に秀でている馬には分が悪いでしょう。
③牝馬4歳世代は低レベル
これに関しては何度も考察ブログ記事で書いてますが、間違いのない事実であります。
この4歳世代はアーモンドアイだけが飛び抜けた化物であり、2番手争いをしているラッキーライラック、プリモシーン、スカーレットカラー、ミッキーチャームとはかなりの開きがあります。
普通は牝馬4歳というと充実期であり1番能力が発揮できるのですが、それでも重賞で4歳牝馬が掲示板を独占するようなことは起きておらず、3歳は当然にしても5歳、はたまた6歳が必ず食い込んでいる。いかに情けない世代かというのがわかる。
逆に5歳6歳の牝馬が今だに好走し、本当に強いな〜と頭が下がる思いです。先日の毎日王冠、天皇賞秋のアエロリットしかり、クロコスミア、フロンテアクイーン、ミエノサクシード、夏を賑わしたダイメイプリンセスもそうですね。
4歳を中心に考えるのは危険と思っていますが、しかしさすがに衰えが見えはじめたクロコスミア、距離不安なフロンテアクイーンを中心で考えるよりは今回は無難なのかもしれません。
注目馬と危険人気馬
- ◯◯◯◯◯◯◯◯◯
かなりタイトなローテで臨んできている点と距離延長、6歳という年齢はやはり気になるが、距離に関しては枠次第でなんとかなる。内枠巧者ですし、内内の経済コースを進んで距離ロスをなくせば2200mでも全く問題ありません。血統的にもサドラーズウェルズ持ちですし今の京都はピッタリですね。
あとは詰まらず直線でバラけてくれさえすれば、あわやのシーンは想像できます。本当に枠次第です‼️
- ラッキーライラック
オルフェーヴル産駒は父のステイゴールド産駒とは違い根幹距離に強い点が気になるところ。たしかにラッキーライラックは1800mの非根幹距離で好走はしているが、根幹距離への適性が高いのは間違いありません。しかし中山記念の内容は素晴らしく牡馬の錚々たるメンバー相手に2着でやはり注目したい1頭である。早めに抜け出して先頭に立ちたい馬なので、内枠が是非ほしいところ。
- ゴージャスランチ
今回同型不在で、逃げれば面白いと思っていてデットーリ騎手で完璧と思っていましたが、デットーリ騎手がまさかの騎乗停止で、、、幸騎手になってしまいました。幸騎手がどうこうではなくデットーリ騎手をかなり信頼していたので、、、ちょっと狙いは厳しそう。
- サトノガーネット
母系に欧州型のディープ産駒。穴でかなり面白いと思います。かつてエリザベス女王杯を連覇した外国産馬スノーフェアリーと同じロベルトの血統背景があります。上がりのかかるこのレースでかなり適性は高いと思います。矢作厩舎らしく叩いて仕上げてきてますね。一発の穴ならこの馬。
- クロコスミア
2年連続してのエリザベス女王杯を好走しましたが、さすがに衰えは出てきましたね。それでも展開利が見込めますし、血統、非根幹距離と実績がありますから必ず買い目には入れたい馬ですね。
危険人気馬
- ◯◯◯◯◯◯◯◯◯
まずは休み明けという点。たしかに休み明けで1-0-0-0と1度の実績はあるものの、2勝クラスも勝てないような、かなりの低レベルメンバー相手であり信用できません。そして考察①の1番人気は勝てないレースであり、考察②のように血統で真逆の適性であること。
ディープ×ストームキャット の高速馬場適性が高く今の京都では用はないでしょう。
よって危険人気馬とさせていただきました。
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